闇雲ライフブログ

地味で無口な、スーパーの食品レジ係の日常日記

良いスーパーマーケットを見極めるための、10のチェックポイント

私はスーパーのレジで働くパート店員です。

10年以上働いて見えてきた良いスーパーの条件を10個のチェックポイントで順を追って説明してみたいと思います。

主婦の皆様は行きつけのスーパーがあるかと思いますが、折り込みチラシで安い特売品があれば行きつけとは別のスーパーに行かれますよね?

私も家から近いスーパーを一番利用しますが、その他に仕事帰りに通る道沿いのスーパーや、もちろん自分自身が働くスーパーなど3、4店舗はよく通っています。

「魚はこのスーパーが新鮮だから」とか、

「野菜はここが一番安い!」とか、

「お惣菜が豊富だから」など、

買う物を分けて買い物される方も多いと思われます。

 

スーパーのレジで働きつつ、いろんなスーパーを見てきた私が考える【良いスーパーマーケットを見極めるための、10のチェックポイント】を参考に良いスーパーを見極める達人になって下さいね!

 

f:id:gwtrc683:20160523233406j:plain

 

その1 買い物かごが清潔

まずスーパーに入ったら買い物かごを手に取りますよね?

スーパーの規模にもよりますが百個単位のかごが用意されている所もあるかと思います。買い物かごは意外に汚れます。葉物野菜のカスが付いたり、ジャガイモやゴボウの土が付着したり、お惣菜の汁がこぼれてシミになったり・・・

そんな中、店員さんが丁寧にかご拭きしていて清潔なのはポイント高いです。

汚いかごを使って買い物はしたくないですもんね。

店内が清潔なのは当然ですが、細部にまで清潔感が行き届いているスーパーは間違いなく良いスーパーでしょう。

 

その2 野菜を裸で売っている

まずスーパーの売り場の最初は野菜と果物が基本ですね。

一見すると袋に入っていない野菜は、いろんな人が触れて不潔に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は裸で売るのには理由があります。

鮮度に自信があるからこそ袋に入れず陳列するのです。ただ単に梱包する手間を省くためではないのです。

なので裸野菜が多く置いてある店はとても新鮮な野菜が手に入る良いスーパーでしょう。

 

その3 もやしとバナナが新鮮

具体的な品目を出しましたが、もやしは野菜の中で一番と行っていいほど安いです。バナナは果物の中でも安いです。そしてもやしもバナナも非常に傷みやすいです。この安くて傷みやすい品が新鮮で、更に需要が多いので品ぞろえが豊富だと青果担当の品質管理が良くできていると言えます。もやしとバナナにこそ力を注げるお店は素敵です。

 

その4 肉の少量パックが売っている

最近では一人暮らしの人やお年寄りのお客様が多くなる傾向にあります。たくさんの量を買って余ったら冷凍保存すればいいのですが、やっぱり新鮮なお肉を食べたいですよね。

「夕食一回分だけ買いたい!」

「食が細いので少しだけ食べたい!」と

個々のニーズに答えてくれ、お肉を少量づつパックして販売してくれる優しいお店は優秀です。

 

その5 魚は丸ごと一匹で販売している

お次は魚屋さん。これも野菜と共通するところがありますが、魚こそ鮮度が一番!!特に魚の目と尾びれに鮮度の良し悪しが現れます。目が黒くて澄んでいて、尾びれがピンとしていて、全体的にはりつやがあって模様がはっきりしているのが新鮮な証拠です。刺身や切り身だけしか売っていないお店は要注意です。頭と尾びれを切り落として鮮度の見分けをでき難くしているのでは?と考えてしまいます。丸々一匹の魚販売が多いほど鮮度重視の良い店と言えます。

やはり魚は魚の姿のままであるべきです(さばくの大変だけど…)。

 

その6 価格表示が分かりやすい

税抜き価格か税込み価格か、一個の価格かグラム売り価格か、など。

100g◯◯円とポップに大きく書かれていて安いなと思ってレジに持って行くと実はグラム売りで高かったりと、よくあります。隣の商品の値段と見間違えたりも日常茶飯事です。親切丁寧正確な価格表示が望ましいです。

 

その7 お惣菜の種類が豊富

お総菜売り場ってテンション上がる~(*^▽^*)

会社帰りのサラリーマンや夕飯作るのがめんどくさい主婦(私)にとって利用頻度が高いです。お惣菜の種類が豊富だと作る店員さんは大変だろうなぁ~と、レジ係の私はいつも思います。毎日同じ惣菜メニュー販売だと飽きてしまうので、季節によって使用する材料を変えたり月一回は新しい料理を考えて新発売している企業努力の有るスーパーはワクワクします。

 

その8 おつとめ品の数

これは安く買えるから多い方がいいと思いがちですが、少ない方がいいと私は考えます。要は売りさばけなかった商品をおつとめ品にするわけだから、販売方法、仕入れ商品の選択を間違ったんでしょうね、きっと。閉店間際のお惣菜の半額シールは私にも魅力的ですが・・・

 

その9 リサイクル・エコ活動に力を入れている

最近ではレジ袋の有料化が進んでいて、マイバックを持ち歩く人が増えてきています。今までが、じゃんじゃんレジ袋を使いすぎていたんですね。レジ袋を辞退されたお客様にはポイント還元したり2円割引するサービスもあります。微々たるものですがちょっと嬉しい!

他にもリサイクルの為、牛乳パックやトレー、ペットボトルキャップの回収BOXの設置など。家のゴミも減るし、リサイクル資源回収は無料でもエコ活動に協力したという満足感も得られます。スーパーも社会のためになっているんですね。

 

その10 レジがスムーズに通過できる

特売日のスーパーのレジは大行列です。レジに入る従業員を増やしてちゃんと対応していますか?レジの店員さんは迅速丁寧な作業をしてますか?レジ係が笑顔で「ありがとうございました~」の一言があれば完璧!!

自分が並んだレジの進みが遅いとショックですよね。どのレジの列に並んだら一番早いか迷ったら、2、30代ぐらいの年齢層のレジ係の列に並びましょう!4、50代のおばちゃんはレジ打ちのスピードが遅いです。かといって若いバイトの子はレジ打ちのスピードは速いけど打ちミスが多いからです。レジに2人レジ係が入っている二人制のレジはもっと早いです。商品をスキャンする人とお金のやり取りをする人が作業分担しているので列の進みが早いでしょう。更に列に並んでいる人のかごの中を見て少ない買い物のお客さんの後ろに並ぶと良いです。男性客は買い物数が少ないので男性のお客さんが多い列に並ぶのもいいでしょう。

あと、おじいちゃん&おばあちゃんは小銭を出すのに手間取るので要注意。急いでいる時は大幅に時間をロスしてしまいますから・・・

 

 

以上の10項目が良いスーパーの見極めチェックポイントになります。参考になったら嬉しいです。